2017年9月15日金曜日

生物识别技术(Biometrics)

9月初旬、指紋採取要請の手紙が届きました。
日時と場所が指定されており、写真撮影と指紋採取があるので
届いた手紙とグリーンカードを持ってくるように、と書かれていました。

9月中旬、最寄りの申請センターに行ってきました。
受付の女性職員がグリーンカードの出生地を見て、
その国の言葉で挨拶をしてくれます。
「こんにちは。」
と言われたので、
「おはようございます。」
と答えました。
どういうわけか、両方の手のひらを見せるよう要求されました。

次に、書類に名前や誕生日、身長・体重、目の色・髪の色などの
基本情報を記入し、順番に並んで提出すると、番号札を渡され、
『Learn About the United States』という冊子をくれました。
次回は面接で、アメリカの歴史や政治に関する質問に
答えなければならないため、これで勉強しろというわけです。

番号を呼ばれて、顔写真を撮影し、
10本すべての指紋を丁寧に取られました。
鮮明に採取できない場合は、何度も取り直しました。
指紋データはFBIに送られるそうです。

最後に、サービスに対するアンケートに答えて終了です。
列ができていたので、少々並びましたが、
受付から終了までは約30分でした。

さあ、勉強、勉強!



2017年9月7日木曜日

三胞胎(Triplets)

9月6日、Pamukが3匹の子犬を出産しました。😍
父親はKingです。😳


1匹目が夕方5時半に生まれ、2匹めが6時半、3匹目が7時半という具合に、
約1時間に1匹ずつ生まれました。
犬の出産に立ち会うことになるとは、長生きはするものですね。
誰にも教わっていないのに、母犬はへその緒を食いちぎり、
子犬の体を舐めてやり、せっせと世話を始めました。


体重は約200g、目は開いていません。


うぅ、かわいい❤️
1匹もらうことになりそうな予感…。



2017年8月31日木曜日

申请公民身份(Apply for Citizenship)

いろいろ考えたが、アメリカの市民権を取ることにした。

永住権(グリーンカード)を取ってから5年が経過すると、
市民権申請の資格を得ることができる
(3か月前から申請できるので、実際には永住権の発行日より4年9か月目から可)
が、18歳以上でないと申請できないため、
今回手続きを行うのは、私たち夫婦と20歳の長女だけとなる。

合法的に名前を変更できる最後のチャンスなので、家族会議?を行ったが、
長男は「この名前が一番自分に似合っていると思う」と言い切り、
特に強い希望が出なかったため、日本語名を貫くことになった。
長女は、お気に入りの名前をミドルネームに追加することを希望。

⚠️手続内容や必要書類については、申請前に以下より最新情報を入手されたい。
Apply for Citizenship


2017年7月、必要書類を準備する。
1️⃣ Form N-400, Application for Naturalization
2️⃣ グリーンカードのコピー(両面)
3️⃣ 申請費用:$725(申請代 $640 +指紋採取代 $85)
 ❗小切手、マネーオーダー、キャッシャーズチェック、クレジットカードで支払うことができる。
 ❗クレジットカードで支払う場合は、Form G-1450, Authorization for Credit Card Transactions も必要。1人1枚ずつ作成する。
4️⃣ Form G-1145, E-Notification of Application/Petition Acceptance
 ❗メールで通知を受けたい場合のみ提出する。
 📝 顔写真は、アメリカ国内に住んでいる場合は不要。
 📝 他の書類が要求される場合もある。


2017年8月上旬、普通郵便で郵送。
ニューヨーク州に住んでいる場合は、
 USCIS
 P.O. Box 660060
 Dallas, TX 75266
に送る。送料は$7.50かかった。

ところが、翌週、Form N-400 のバージョンが古いという理由で、
すべての書類が送り返されてきた。
USCIS のウェブサイトから最新版をダウンロードして記入したが、
記入内容は全く同じだった。😩
また$7.50を支払って再送。


2017年8月中旬、書類が受理される。
メールで Acceptance Confirmation が届き、翌週、郵便で
Form I-797C, Receipt Notice(Receipt)も届いた。
NBC*XXXXXXXXX という申請番号を入力すると
オンラインで進捗状況が確認できる。



2017年8月24日木曜日

牛角(Gyu-Kaku Japanese BBQ)

知人に誘われて「牛角」へランチに行ってきました。
White Plains にあることは知っていましたが、今回が初めてです。
6人で行ったので、Premium Party Course を選びました。


テーブル中央に焼き網があり、肉や野菜をジュウジュウと焼いては食べました。
タレは、ポン酢、甘口ソース、辛口ソースの3種類がありました。
ご飯と味噌汁とサラダが付いています。
かなりのボリュームでお腹いっぱいになったところへデザートがやってきました。


S'more  です。
アメリカではキャンプファイヤーの定番デザートで、
グラハムクラッカーで焼いたマシュマロとチョコレートを挟んだもの。
テレビなどで見たことはありましたが、実際に食べたのは初めて。
焼肉店ならではのデザートですね。😋



2017年7月14日金曜日

护照续期 (Passport Renewal)

今年の10月で子どもたち3人のパスポートの有効期限が切れる。
そして、11月で私たち夫婦のパスポートの有効期限も切れる。
というわけで、家族全員のパスポートを更新しなければならない。
パスポートの有効期限が切れる1年前から更新手続きが可能だ。

長女は20歳なので、10年有効のパスポートが申請できるようになった。
20歳未満の次女と長男は5年有効のパスポートしか申請できないが、
5年有効のパスポートは、12歳未満の手数料が55ドル、12歳以上は100ドル。
長男が12歳になる6月末までに申請を済ませない手はない。

前回は、夏休みに更新しようと思っていたのに
結局、期限間近の10月になってからバタバタと手続きしたが、
やっぱり今回もあまり余裕はない…。

6月上旬、在ニューヨーク総領事館に郵送で申請書類を請求。
切手を貼った返信用の封筒を同封して、月曜の朝、投函した。
5日後の土曜日、書類が到着したが、10年用を3枚、5年用を2枚請求したのに
10年用が2枚、5年用が4枚入っていて閉口した。
仕方がないので、直接窓口に出向く私だけは
申請の際に記入することにして、他の4人の書類を作成する。

次は、写真撮影。
今回も自宅で撮影したが、写真のサイズ合わせや背景の処理など
次女が活躍してくれた。
1人2枚ずつ合計10枚の写真をプリントサイズ(4"x 6")2枚に収めてくれたので、
近くのドラッグストアで出力した。税込み76セント也。

翌日、私だけ5人分のパスポート更新を申請するため、総領事館へ。
またメトロノースを使ったが、前回と違って平日なので、
オフピークを狙って9時30分以降の電車に乗る。

総領事館に着いて、自分の書類を記入する。
写真を貼るためのスティックのりも持参した。
番号札を取って待ち、番号を呼ばれて書類を窓口に提出。
申請書類と現在有効なパスポートとグリーンカードを提示すると、
5人分の更新なので、担当の方もちょっと驚かれた様子だった。
書類の記入漏れはなかったものの、書かなくてもよいところに書いてしまったが、
無事受理され、1週間後から受取り可能と告げられた。
受け取り時に手数料を支払うことになる。

帰り道、グランドセントラル駅の天井がきれいに思えた。


3週間後、マンハッタンに行く用事ができたので、5人揃ってパスポートを取りに行った。
総領事館内に入るには、受付で身分証明書を提示する必要があるが、
私の運転免許証を見せただけで、子どもたちに提示は求められなかった。

エレベーターで18階に上がり、荷物検査・身体検査を受けると
すぐに窓口に呼ばれ、各自書類に日本語で署名をし、
パスポートの記載事項に間違いがないかを確認して、あっという間に終了した。


■在ニューヨーク総領事館■
パスポートについてはこちら

※郵便料金や手数料は、手続き当時の金額です。
 申請時には、最新情報を入手してください。



2017年7月5日水曜日

修剪(Trimming)

いつの間にか、シープーの King の毛が伸び放題に伸びていた。
普通なら、犬の美容院に連れて行くところだが、
我が家は何でも DIY なので、夫がトリミング用の机と
バリカンやはさみ、各種ブラシを買ってきた。

しかし、さわると毛が固まっていて、
くしも通らず、ちょっとやそっとでは切れない状態だ。
気温が上がると暑いのか、ベロを出して「ハアハア」言っている。


なんとか毛の根元をほぐし、ザクザクと切ってやった。


うーん、もう少し短くしてやりたい。
これからは、毛が固まらないように梳いてやり、
伸びすぎにならないうちに切ってやることにしよう。



2017年6月28日水曜日

纽约州立大学(State University of New York)

長女がニューヨーク州立大学パーチェス校に編入できることになりました。
車で約15分、またもや近場で通学することを決めたのでした。
ほとんどの手続きはオンラインで済ませたようですが、
前の大学や出身高校から取り寄せた書類、予防接種証明を
提出しなければならないため、私も一緒に行ってきました。

巨大な時計の後ろに Student Service の建物があり、


振り返ると図書館がありました。


アートで有名な大学で、建物もなんだかちょっと変わっている気がします。
彫刻や美術館もありましたが、ゆっくり見物している時間はないので、また今度。


夏休みで人影はまばらでしたが、サマープログラムに参加している学生の姿も。
しかし、大きなキャンパスなので、まずは、どこに何があるかを覚えないと!

*****

さてさて、相変わらず英語が苦手な私も、ウエストチェスター・コミュニティー・カレッジ
英語プログラムに申し込みました。
1日3時間で週4日(月~木)、6週間のコースです。
授業料は266ドル、手数料を入れて279ドルでした。

広々としたキャンパスにある建物は比較的新しく、デザインも斬新な印象です。
英語プログラムが行われる Gateway Center に入ると、
こんな垂れ幕が迎えてくれます。



こちらは、車で10分弱。Student Center で Parking Pass を申請したら
顔写真を撮影され、あっという間に学生証も作ってくれました。
夏だけですが、6年ぶりに学生になりました。

昨日、クラス分けテストがありましたが、参加者は8~9名。
クラス分けしなくていいんじゃない?と思ってしまいました。
コースは来週から始まります。



***
追記

ESLプログラム開始の2日前、WCCから電話があって
受講生不足でプログラムがキャンセルになった、と連絡を受けました。
残念無念。



2017年6月25日日曜日

四只狗 (Four Dogs)

先週の木曜日、友人の犬を預かることになった。
白いメスのビションで、名前は Pamuk。
トルコ語で Cotton だそうだ。

昨日、長男を補習校に送って帰宅すると、子犬が増えていた。
マスティフという種類の犬で、生後6週間。

約6年前から飼っている Max (黒のダックスフント・オス・6歳)と、
ここに引っ越してから飼い始めた King (白のシープー・オス・1歳)をあわせて、
現在我が家には4匹の犬がいる。

Max

 King

 Pamuk と遊ぶ King と 子犬(マスティフ)

マスティフは番犬になるらしい。

何の相談もなく犬が増えたり減ったりするのには慣れているが、
今回で最後にしてほしいものである。
まあ、かわいいけどね。





2017年6月4日日曜日

大都会北方铁路,哈莱姆线(Metro-North Railroad, Harlem Line)

マンハッタンに行く用事があったので、電車で行くことにした。
最寄り駅の North White Plains までは夫が車で送ってくれたが、
歩いても自宅から15分程度である。

クイーンズに住んでいたときも、LIRR(Long Island Rail Road)には
乗らずじまいだったし、メトロノースに乗るのも初めてだ。
ニューヨーク市内の地下鉄とは、少々勝手が違う。

階段を上った所に、券売機がある。
ニューヨーク市内のバスや地下鉄に乗るときに使っていた
メトロカードも持参したが、使えなかった。
グランドセントラルまでの往復切符をクレジットカードで購入。
日曜日はオフピークで、$18.50也。


有効期限は60日。
ということは、今日マンハッタンに行って、帰りは8月2日でもOKってこと?


ホームに降りたが、改札を通らなかった。
往路の電車は、North White Plains、White Plains、Harlem-125th Street と
終点の Grand Central Terminal しか停まらない。
White Plains を過ぎてから、車掌さんが切符を確かめに来たが、
切符を買わずに North White Plains で乗って White Plains で降りることも
できちゃうんだろうか?

車内は通路を挟んで3席と2席が並ぶ新幹線のようなスタイル。
進行方向とは逆向きの座席に座ったので、ちょっと気持ち悪くなった…。
電車に乗っていた時間は、47分程度だったから、
運賃は高いが、クイーンズの東端からマンハッタンに行くよりはずっと便利だと思う。


Grand Central Terminal に到着。
省略が好きな日本人は「グラセン」と呼ぶらしい。

*****

用事を済ませて帰りの電車に乗る。
メトロノースが発着する Track 100番台は地下にある。
車掌さんが帰りの切符をチェックして内ポケットに入れてしまい、
代わりに、何やら番号が書かれた切符に鋏を入れて、シートに挟んでいった。


番号で、どこで降りるかを判断しているらしい。
通勤のラッシュアワーは、どうやっているんだろう?
と、心配になってしまった。



2017年5月28日日曜日

寿司 (Hajime)

夫が和食料理「Hajime」の招待券をいただいたので、土曜日のお昼、
長男の補習校が終わるのを待って、家族5人でお寿司を食べに行きました。

招待券には、「おまかせ寿司2人分」と書かれていましたが、
「5人分握ってやるよ」とおっしゃって、おまかせ寿司5人前となりました。


ニューヨークではなかなか食べられない「うに」と「いくら」に舌鼓。
硬くて噛み切れないことの多い「いか」がとても軟らかくて驚きました。
すし飯に乗っていない「厚焼きだし卵」も美味でした。
見た目はペロッと食べられそうな量ですが、満腹で幸せになりました。

5人前を頼んでしまったので、招待券をいただいた方に
「3人分をお支払いします」と申し出たら
「夕食のおまかせ寿司2人分の値段を考えていたので、
 昼食の5人分ならお釣りがくるよ。」
と言われて、ごちそうになることにしました。
Iさん、ごちそうさまでした❤️



2017年5月18日木曜日

艺术展(Art Show)

中学校・高校のアートショーがありました。

6年生の長男は、2作品(モザイクと栞)を展示してもらっていました。
11年生の次女は、ムーミンのスタンプを作りました。


他の作品もカテゴリーごとに展示されているのかと思いきや、
なんと次女のコーナーがあって、びっくり!


どうやら、先月、大学のアートプログラムに参加した生徒は
全員コーナーが作られた模様。

その後、Thornwood という所にある「RameNesque」で夕食となりました。


建物はお城を彷彿とさせ、店内では鯉が飼われています。
その名の通り、ラーメンもありますが、お寿司やお刺身もありました。


Sushi for 2 ($66.50)を頼んだら、舟に乗ってやって来ました。

おいしかったけれど、お茶ではなくお水が出されたことと
お味噌汁が別売りなのがポイント低いかなー。



2017年5月14日日曜日

母亲节快乐!(Happy mother's day!)

息子に
「母の日おめでとう。」
と言われて、違和感を覚え、つい
「日本では『お母さん、ありがとう』と言うんだよ。」
と言ってしまった。

その後、補習校の宿題で詩を読んでくれた。


N先生、ありがとうございます。❤️
ちなみに、この写真、CamScanner という携帯電話のアプリで撮ったもの。
携帯電話のカメラで撮影してJPEGやPDFに変換できる優れもの。
スキャナーなしでPDFにできるなんて、便利な世の中になったものですねー。

午後、大道に買い物に行ったら、スキンケアとトリートメントの試供品をくださった。



さすが、日系スーパー。有難い。



2017年5月7日日曜日

白原市樱花节(White Plains Cherry Blossom Festival)

地元の桜まつりに行ってきました。

実は、3年前に一度行ったことがあります。
その時は、まさかそこに住むことになるとは思わなかったので、
滞在時間よりも往復の移動時間が長くて閉口したことが印象に残っています。

午前中、用事があり、家で昼食をとってから1時間ほど見て回りました。
八重桜は散り始めていて、時おり小雨が降る曇り空でしたが、
たくさんの人たちでにぎわっていました。
私は、前回の団子に引き続き、今回も柏餅を買ってしまいました。

いろいろな出し物や出店がありましたが、
長男と次女の心をとらえたのはこれ。



虫のキーホルダーを2つ(計15ドル)買わされました。
大事に使ってくれれば、高い買い物ではありません。

そして、前回と違って、何人か知人にも会いました。
地元に日本人コミュニティがあるのは、なんだかホッとします。
再来週、ハリソンの「The Matsuri 祭」にも行く予定です。



2017年4月17日月曜日

赏花(Cherry blossom viewing)

先週は春休みだった。
春休み最終日の昨日は、気温が30℃まで上がって夏のようだった。
休みが明けたら、桜が満開で、すっかり季節が変わっていた。

しだれ桜

ソメイヨシノ

これから、八重桜の季節がやって来る。



紫苏(Shiso)

ししとう、ピーマン、ナス、赤じその苗木が売られていた。

青じそはないかしらと探したら、最後の1つを発見。



最後の1つだっただけに、ちょっとしなびている。

育て方の説明書を読むと、かなり育てやすそうだが、
青々とした大葉が生えてくるのか、半信半疑ではある。



2017年3月19日日曜日

电饭锅(Rice Cooker)

帰国される方のムービングセールで、家具や炊飯器を格安で売っていただきました。


象印だ!タイマーだ!!ボタンがいっぱいだー!!!
さっそく夕食のご飯を炊いて、おいしくいただきました。
いつものお米が、なんだか深みのあるご飯になった感じ。


日立さん、今まで約8年半、たいへんお世話になりました。
また使うこともあるかな~?





2017年2月26日日曜日

仙人掌(Cactus)

前々から、次女と長男が「欲しい、欲しい」と言っていたものを…


やっと手に入れました。
かわいいお花も咲いています。

Home Depot にて約5ドル。
育て方を二人で研究中。



2017年2月9日木曜日

雪日 (Snow Day)

ウィンターストームに関する注意報や警報が発令されているのが
信じられないくらい、昨日はぽかぽか陽気(最高気温15℃)でした。
天気予報によると、15~25cmの積雪が予想されるとのことで
前夜のうちに今日の休校が決まったとの連絡がありました。
近隣の現地校も次々と休校を発表しました。

昨シーズンは暖冬で、降雪による休校はありませんでしたが
(確か、土曜日の補習校は1日休校になったと思う)、
ニューヨーク市立学校が休校になるのは、
2015年1月27日以来、実に約2年ぶりです。

予報では、木曜日の午前4時ごろから雪が降り始め、
午後3時ごろまで降り続くとのことでした。
ふたを開けてみると、


猛吹雪ですな・・・。

早朝から除雪車が出動してせっせと雪かきしているものの
あちこちで交通事故のニュース。
こんな日は家でじっとしているに限ります。

夫だけは仕事に出かけていきました。
お気の毒です。

そして、明朝の凍結が恐ろしい!





2017年1月30日月曜日

开释(Dismissal)

今日は裁判がありました。
経緯はこちらをお読みください。

長男に
「裁判に行ってくるね。」
と言うと、よく分からなかったようなので、
「trial だよ。」
と英語にしたら、
「牢屋に入れられちゃうの?」
と心配そうだったので、
「減点されるか、罰金を払って終わりだと思うよ。」
と答えると、少し安心したようでした。

指定された時刻に Town Court に到着すると、
前回と同じように荷物検査があり、金属探知機のゲートをくぐりました。

かなり待たされた後、前回とは別の弁護士と面会しました。
前回の弁護士からどんな話があったか聞かれたので、
「駐車違反の罰金を払えば減点しない」と言われ、
それを拒否したと伝えました。
事故の状況については一切触れられませんでした。

裁判所に入り、さらに、かなり待たされた後、
裁判官に「裁判の準備はできているか」と聞かれ、「Yes.」と答えました。
今日はそのために来たのですから。
すると、チケットを切った警官を呼ぶので待ってほしいと言われました。

またまた、かなり待たされた後、見覚えのある警官がやって来て
別室で弁護士と何やら話しているのが聞こえました。

ようやく弁護士が戻って来て、いよいよ裁判だ!
と思いきや、
「Case dismissed. You can go home.」
と言われ、あっけなく終了。
何も主張することなく、無罪放免となりました。

所要時間1時間。弁護士や裁判官とのやり取り自体には
1分もかからなかったと思います。

夫の解説によると、警察側はこの裁判に勝てる見込みがないと判断して
却下したのだろう、とのことでした。
なんだか狐につままれたような気分ですが、
減点も罰金もなく、めでたしめでたし。
これからは、いっそう安全運転を心がけます。



2017年1月18日水曜日

沉默(Silence)

同僚に誘われて、近所の映画館へ Silence を見に行ってきました。
家族に話すと、次女が「行きたい。」と興味を示したので
時代背景を話して、決して面白い内容ではないと断ったうえで、連れて行きました。


原作は遠藤周作の『沈黙』です。
ン十年前、学生の頃に読んで、しかも、遠藤周作作品を何冊かまとめて読んだため、
あらすじを思い出すのに時間がかかってしまいました…。

=====
江戸幕府がキリスト教を禁止し、鎖国をしていたころの日本。
ポルトガル宣教師のパードレ・フェレイラが棄教したという知らせを受け、
ロドリゴとガルぺがマカオ経由で五島列島に上陸する。
マカオで出会ったキチジローが隠れキリシタンの村へ案内するが、
後にキチジローはロドリゴを密告する。
キリシタン弾圧で次々と殉教していく者の中にガルぺの姿もあった。
棄教したフェレイラ、元信者であった長崎奉行の井上筑後守と出会い、
日本人にとって神と信仰の意義とは何か、苦悩する。
ロドリゴが棄教しないために、棄教を誓った者たちに惨たらしい拷問が続けられ、
自分の信仰を貫くか、棄教して信者たちを救うかの選択を迫られる。
=====

ストーリーはもちろん、キャスティングも素晴らしいと思いました。
日本からは、じい様の笈田ヨシ、茂吉の塚本晋也、
通訳の浅野忠信、井上筑後守にイッセー尾形。
そして、『アメイジング・スパイダーマン』でのピーター・パーカーのイメージが強かった
アンドリュー・ガーフィールドは、ロドリゴの苦しみや不条理に対する怒りを、
窪塚洋介は、キーパーソンのキチジローの持つ
人間の弱さ、いやらしさなどを見事に演じました。
日本人俳優の英語でのセリフ回しも味のあるものでした。

映像や音響のレベルも高く、ヒグラシの鳴く声だけで始まり、
徐々に音が大きくなったところで無音になり
Silence とタイトルを出すなど、ニクい演出です。
江戸時代の日本を再現した村や港や奉行所、
海の波や夏の日差しや霧までも、緻密に計算されたもののようで、
さらに臨場感を醸し出していました。

映画の冒頭、日本語で始まったのに字幕が出なかったので、
次女が小声で「字幕がない」とつぶやき、私も「あれ?」と思いました。
ストーリーに影響がないので出さなかったのでしょうか。
長崎が舞台で、方言も自然な印象を受けましたが、
踏み絵のシーンで幕臣が「踏め」と命令しているのを
”Fume.”とそのままローマ字で字幕を出したのも不思議でした。

最後のシーンでは、魂が解き放たれたように感じました。


余談1:
映画館は Super Tuesday と銘打っていて、火曜日の料金は6ドル。
しかもバケツのようなラージサイズのポップコーンも5ドル。
さらに「こんなに大きくてMサイズ?」の炭酸も5ドル。
3時間の上映時間に、次女はポップコーンを半分くらい食べました。

余談2:
映画が終わって夫の迎えを待っていたら、おばあさんに
「どう思った?」と話しかけられました。
感想を誰かと交流したくなったようで、こんな時、
自分の英語力が低くてうまく伝えられないのはもどかしい。
でも、今回の感想は日本語でもうまく表現できないかも。





2017年1月16日月曜日

瓢虫(Ladybug)

この家には、テントウムシが住んでいる。

引っ越してきた当初から家じゅうで見つけ、
生きているものはできるだけ逃がしてやった。

寒い冬になっても、懸命に生きているらしく、
今は物置場になっている、屋根裏のカーペットの上で
しばしば死骸を発見する。


いったい、どこからやってくるのか、どうやって繁殖しているのか、謎である。

私は田舎育ちだから虫は平気だけど、
都会育ちの子どもたちは怖がっている。
こんなに小さくて、噛まないのに、ね。




2017年1月12日木曜日

法庭(Town Court)

裁判所に行ってきました。

10月下旬、大渋滞の高速道路で事故に遭ったのです。
車線変更する際に、後ろのトレーラートラックに接触され、
新車に傷がついてしまいました。
幸い自分にも相手にもケガはなく、身体的には問題ありませんでしたが、
初めての交通事故で、精神的にはかなり落ち込みました。

事故現場で警察を呼んでポリスレポートを作ってもらいます。
事故証明がないと保険金が下りないからです。
保険会社に連絡し、車検の結果、
修理の見積額が判明し、小切手が送られてきました。
修理の全額が補償されることになり、車のほうは一段落です。

しかし、ポリスレポートには事故原因として
「Following too close.」と書かれており、
私に交通違反がつけられていました。
この点については不服として「I'm not guilty.」を申し立てたのです。

事故現場の地域を管轄する裁判所から
Pre-trial の日時を記した手紙が届きました。

受け付けを済ませると、法定弁護士から質問があります。
ひと通り、事故の状況について説明すると
「交通違反ではなく、駐車違反にすることもできますが、どうしますか?」
と提案がありました。
駐車違反だと$100程度の罰金を支払って終了となります。
しかし、それでは自分の罪を認めることになるので
「No.」と断ると、法廷に案内されました。

法廷では、裁判官と数人のスタッフが交通事故の案件を一つひとつ処理していました。
今回は、裁判を受ける日時を後日手紙で連絡する、と告げられておしまいです。

2日後、手紙が届きました。
3週間後に裁判があります。

次回へ続く…。





2017年1月11日水曜日

买东西(Shopping)

Trader Joe's にて

「クリスピー」「クランチ」とカタカナで書いてある!




いわゆる「あられ」。
外側はカリッとしていて中身がもっちりしているので、歯にくっつくのが玉に瑕。
一口サイズですが、ちょっと大きめかな…。

大道にて

「ニッキ」か「抹茶」か悩みに悩んで「ニッキ」にした。

以前、日本のテレビ番組を見た次女に、
「ママ、八ッ橋って何?」
と聞かれたことがあるのを思い出して購入。
百聞は一見に如かず。



2017年1月10日火曜日

冰柱(icicle)

週末から氷点下10℃の寒さが続いている。

軒先に巨大なつららを発見。


融けて落ちてきたら怖い…。



2017年1月9日月曜日

更改地址(Change of Address)

遅ればせながら、住所変更手続きについて記しておきます。

Social Security Card (ソーシャル・セキュリティー・カード)に関しては、
住所変更を届ける必要はありません。
ただし、社会保障や医療のベネフィットを受けている場合は、
オンラインから変更できるようです。

以下、ほぼオンラインで変更ができ、意外と簡単でした。
特に住所を証明する書類の提出義務はありません。
たいていの場合、転居後10日以内に届け出ることになっています。

・運転免許証、車両登録
ニューヨーク州陸運局で「MyDMV」というアカウントを作って変更後、
免許証の裏にある「ENTER CHANGE ADDRESS」欄に
新しい住所を書き、車両登録書類に加筆訂正する。

・郵便
郵便局のウェブサイトより変更可能。

・銀行
銀行のウェブサイトより変更可能。

・クレジットカード
クレジットカード会社のウェブサイトより変更可能。

・在留届
外務省のウェブサイトより変更可能。

・グリーンカード
移民局のウェブサイトより変更可能。

・健康保険、自動車保険
保険会社のウェブサイトより変更可能。

・確定申告
IRSのウェブサイトからForm8822 (Change of Address) をダウンロード、
必要事項を記入、署名して指定された住所に郵送。



2017年1月7日土曜日

公众假期(Holidays)

2017年の「国民の祝日」は、土曜日だらけだそうだ。
日曜日が祝日にあたると月曜日が振替休日になるが、
土曜日だと振替休日は発生せず、
週休2日制でもともと土曜日が休みの人にとっては
休日が減ってしまう…、ということらしい。
どれどれ、と調べてみた。

2017年
 元日:1月1日(日)
 振替休日:1月2日(月)
 成人の日:1月9日(月)
 建国記念の日:2月11日(土)
 春分の日:3月20日(月)
 昭和の日:4月29日(土)
 憲法記念日:5月3日(水)
 みどりの日:5月4日(木)
 こどもの日:5月5日(金)
 海の日:7月17日(月)
 山の日:8月11日(金)
 敬老の日:9月18日(月)
 秋分の日:9月23日(土)
 体育の日:10月9日(月)
 文化の日:11月3日(金)
 勤労感謝の日:11月23日(木)
 天皇誕生日:12月23日(土)

確かに、4つの祝日が土曜日と重なっている。
元日の振替休日で2日が休みになっても、
もともと3が日は休むところが多いから、ちっともうれしくない。
では、昨年はどうだったかというと…。

2016年
 元日:1月1日(金)
 成人の日:1月11日(月)
 建国記念の日:2月11日(木)
 春分の日:3月20日(日)
 振替休日:3月21日(月)
 昭和の日:4月29日(金)
 憲法記念日:5月3日(火)
 みどりの日:5月4日(水)
 こどもの日:5月5日(木)
 海の日:7月18日(月)
 山の日:8月11日(木)
 敬老の日:9月19日(月)
 秋分の日:9月22日(木)
 体育の日:10月10日(月)
 文化の日:11月3日(木)
 勤労感謝の日:11月23日(水)
 天皇誕生日:12月23日(金)

土曜日は1日もなかったのだ。
やっぱりこれは多くの勤め人にとって悲しいかもしれない。

それでは、アメリカの祝日はというと…。

2017年
 New Year's Day:1月1日(日)
 'New Year's Day' observed:1月2日(月)
 Martin Luther King Day:1月16日(月)
 Presidents' Day:2月20日(月)
 Memorial Day:5月29日(月)
 Independence Day:7月4日(火)
 Labor Day:9月4日(月)
 Columbus Day:10月9日(月)
 Veterans Day:11月11日(土)
 Thanksgiving Day:11月23日(木)
 Christmas Day:12月25日(月)

これまた、土曜日が1日あるではないか。
アメリカの祝日は少ないが、学生の夏休みが長いので
これ以上増えないと思う。
あ!でも、ニューヨークの学校には Snow Day があるぞ。


今日も雪が降り始めて、夜までに積雪は10cmを超える模様。
だが、今日は土曜日だ…。



2017年1月5日木曜日

社区学院(Community College)

長女がクイーンズのコミュニティカレッジ(CUNY の1校)から
ウェストチェスター郡のコミュニティカレッジ(SUNY の1校)への転校を試みました。

まず、転校先の学校に行って問い合わせ、春学期への申込書に記入、提出しました。
ウェブサイトから Transcript (成績証明書)を印刷して持参しましたが、
正式な成績証明書が必要で
単位を移行する手続きの担当者も不在だったので出直すことになりました。

次に、クイーンズに戻って
在籍している大学に正式な成績証明書を発行してもらいました。
直接、転校先の大学へ送ってもらうこともできますが、
今回は自宅に郵送してもらいました。
発行手数料は$7.00でした。
提出前に自分で開封すると無効になります。

そして、ウェストチェスターの担当者に提出すると、
現在までに履修した60単位のうち
半分の30単位しか移行できないとのこと。
春学期だけで卒業要件の単位を履修することは不可能なので
結局、5月までクイーンズのコミュニティカレッジに通うことになりました。

しかし、2年制のコミカレ卒業まで残すところたったの4か月です。
長女はどうも春学期のスケジュールが気に入らないようですが、
卒業後の進路と編入先の大学のことも考えながら
有意義に過ごしてほしいものです。

そんなことより、春学期が始まるまであと3週間、
ダラダラ過ごさないように、何かさせなくちゃ!



2017年1月4日水曜日

碎纸机(A Paper Shredder)

地下室でシュレッダーを発見。


一部破損しており、かなり古そうですが、ちゃんと動きます。

クロスカット

ごみは、透明の袋に入れて出すことになっています。
適当な大きさの透明の袋を探し中…。



2017年1月3日火曜日

魔弦传说 (Kubo and the Two Strings)

アメリカで8月に公開された『Kubo and the Two Strings』を見ました。
日本が舞台の作品なのに、日本では公開されていないようですね…。


=あらすじ=
侍がいた時代の日本。
独眼の男の子 Kubo は、不思議な力をもつ語り部。
Kubo が三味線を弾くと紙がひとりでに折り紙の作品になって
お話に合わせて動くのです。
ある日、Kubo は母親の言いつけを破って日没までに帰宅しなかったため、
母の双子の姉妹に襲われます。

三味線で魔術を使う母親が命がけで救ってくれ、
お守りだった木彫りの猿に命が与えられ、
折り紙の Hanzo が道案内をしてくれます。
Kubo の亡くなった父親 Hanzo の弟子だったというクワガタムシに出会い、
Moon King を倒すべく、無敵の刀、鎧、兜を探す旅に出ます。

……あとは見てのお楽しみ!


三味線なのに、なぜ Two Strings?と思ったアナタ、
映画を見ると謎が解けます。
猿がお供になったあたりで「桃太郎か?」とツッコミたくなりますが、
猿もクワガタムシも重要な登場人物なのです。
旅の途中で Kubo の出生の秘密も明らかになっていきます。
「You are my quest.」がキーワード。

最後にメイキング映像が出ますが、
ライカ制作のこの映画はストップモーション・フィルム(コマ撮り)です。
が、そう言われなければ、ほとんど気が付かないと思います。

そして、見事なのが人物の着物や小物だけでなく、
背景となる村の風景や家々にまったく違和感がないことです。
海外の映画で描かれる日本のディテールには間違ったところが多くて
興ざめすることも多いのですが、細かいところまで注意深く作りこまれています。
でも、公式サイトを見たら、幟に「水果」と記されているのを発見。
これは中国語で「果物」という意味で、日本語ではないですね…。残念!

それでも、家族で十分楽しめる映画だと思います。
機会があれば、ぜひ!



2017年1月2日月曜日

维也纳新年音乐会(Vienna New Year's Concert)

今年の指揮者は、ベネズエラ出身のグスターボ・ドゥダメルです。
テレビやラジオを通じて世界80か国にも中継されるという
ウィーンフィルのニューイヤーコンサート
35歳という若さで振るのは恐らく史上最年少でしょう。

ドゥダメル氏は、ロサンジェルス・フィルハーモニックの音楽監督を務めており、
以前、テレビ番組のドキュメンタリーを見たことがあります。
クラシック音楽の指揮者としては異色の存在で、
ラテン系ならではのエネルギッシュなパフォーマンスが見どころです。
選曲も一味違うはず。

ラジオではFM局のWQXRが午前11時から放送、
テレビ中継は、午後2時30分と午後7時30分から90分間、
いつものPBSがいつものジュリー・アンドリュースの案内で放映しました。
全体的に、なんとなく若々しく楽しげな雰囲気でした。
バレエのダンサーがホールの通路で踊っていたのも新鮮でした。
定番の「美しく青きドナウ」の演奏中に、
過去のバレエのパフォーマンスが見られたのも懐かしかったです。
もちろん、1960~1970年代の映像は初めて見たのですが、
モノクロのフィルムが歴史を物語っていました。

「ラデツキー行進曲」を聴くと、今年も始まったなあ!と実感します。
この前、ミツワに行ったときに買ったシシャモを焼いて(数の子ではなく)、
お雑煮を作って、黒豆を食べて、ちょっとお正月気分になりました。



2017年1月1日日曜日

五十而知天命(I Knew My Destiny When I Turned Fifty)

あけましておめでとうございます。
ニューヨークで迎える9回目のお正月は、
寒さも厳しくはなく穏やかに晴れています。

いつものようにテレビでタイムズスクエアでのカウントダウンを見ていたら、
日付が変わった瞬間に近くで花火の音がしました。
窓の外を見ると、White Plains 中心部で花火が上がっていました。

窓越しに携帯カメラで撮影

しかし、年明け早々トルコで銃乱射事件があり、心を痛めています。
アメリカ大統領も交代し、どんな世の中になっていくのか
注意深く観察したいものです。

個人的には「知命」を迎えます。
あせらず、たゆまず、おこたらず、
一歩一歩着実に進んでいきたいと思います。